注文住宅と建売住宅、それぞれ向いている人の特徴について解説!
マイホームの購入の際に、注文住宅か建売住宅かで迷っている方も多いのではないでしょうか。注文住宅と建売住宅ではそれぞれにメリットとデメリットがあり、購入の際にはそれらを把握したうえで、理想の暮らしになるものを選ぶことが重要です。そこで今回は、注文住宅と建売住宅の違いやどんな方に向いているかについて解説していきます。
注文住宅を建てるメリット・デメリット
ではまず注文住宅を建てるメリットとデメリットを解説していきます。注文住宅のメリットは大きく4つあります。
まず、自分の予算に応じて外観や間取り、仕様、設備などを細かくカスタマイズができることです。さらに、自分たちの好きなエリアに土地を購入して新築物件を建てることができます。
また、選んだ土地の形状に合わせた効率のよい住宅を建てることも可能になっています。そして、新住居の建築中には施行状況を確認することが可能です。
全体として、自分たちの意見が通りやすく自由に住居を建ててもらえることがメリットになります。
しかし、一方でデメリットも存在しているため3つ紹介します。まずは、土地と建物を別々に購入する場合には、総コストが割高になることです。さらに、土地の取得から建築工事を行い、建物の完成、入居までには長い時間と大きな手間がかかります。
最後に、規格型住宅やローコスト住宅の場合であれば、注文住宅の割には仕様や設備の選択の自由がそれほどありません。このように注文住宅ならではのデメリットも存在します。
場合によっては、注文住宅ならではのよさを感じづらい場合もあるので、事前にしっかりと把握しておきましょう。次は建売住宅のメリットとデメリットを紹介します。
建売住宅を購入するメリット・デメリット
では、まず建売住宅を購入するメリットを5点紹介します。まず、建売住宅では土地と建物がセットで販売されているので、資金のプランが立てやすくなっています。
また、建物はすでに完成済みのため、購入から入居までの時間や手間が注文住宅ほどかからないことは大きなメリットです。さらに、すでに完成しているため、家の外観や室内のイメージ、仕様や質感などのイメージは非常に容易になっています。
また、ディベロッパーがまとめて土地を購入することになっています。そのため、土地と建物を別々に購入する注文住宅に比べると価格が割安になります。最後に分譲住宅であれば、街の景観に対して統一感や美しさの期待ができるでしょう。
しかし、建売住宅のデメリットも存在しているため、3つ紹介します。まず間取りや仕様、設備が希望と異なる場合には不満に感じることです。また、似たような仕様や間取りの家が複数並んでいるということもあり、個性を演出できないといったこともあります。さらに、完成済みの家を購入することになるため、施工中の様子を確認することはできません。
注文住宅と同じですが建売住宅の特徴をどう感じるかによって、メリットになるかデメリットになるか変わってくるようです。
注文住宅と建売住宅、それぞれ向いているのはどんな人?
では、注文住宅と建売住宅ではそれぞれどのような人が向いているのでしょうか。それぞれ紹介していきます。
まず、注文住宅に向いている人を以下の3つのパターンに当てはまる人です。「暮らし方に対するこだわりが強い人」「趣味や楽しみを大切にしている人」「家族と家を作っていくのを楽しみにしている人」です。
注文住宅は建売住宅に比べて、非常に大きなコストと手間、時間がかかる特徴を持っています。そのような手間をかけてまで家族のニーズに合う家を見つけたいと考える方は、暮らしへのこだわりが強い人です。
また、家で家族と暮らす時間を大切にする方にとって、ニーズを満たしている住まいは非常に大きな価値があります。さらに、家族と一緒に家づくりを楽しみたいと考える人にとって、注文住宅が適しているといえるでしょう。
一方で、建売住宅に向いている人はどのような人なのでしょうか。以下の2つに当てはまる人は建売住宅に向いているといえるでしょう。「家の取得に時間や手間をかけたくない人」「コストを抑えて家を取得したい人」です。
建売住宅の大きなメリットは手間や時間がかからないことです。そのため、コストを抑えて住まいを購入したいという方や、家を取得する際に手間や時間をかけずスムーズに取得したい方に向いています。
さらに、人生の中において住まいの優先順位がそれほど高くない方や長期間住むことを考えていない方に、建売住宅は非常におススメとなっています。ここで解説したように、自分が住まいに対して求めていることは何なのかを考えて、注文住宅か建売住宅かを選択してみてください。
まとめ
今回は注文住宅と建売住宅のメリットとデメリット、それぞれ向いている人の特徴について解説してきました。注文住宅と建売住宅にはそれぞれ大きく違った特徴がありました。そしてどちらを購入するかは、住まいに対して何を重要視するかで大きく変わってきます。家は購入してからは後悔できない商品です。しっかりと購入前に、自分たちが重要視していることは何かを考えて購入するようにしてください!